導入したSーICDとは?

ICD
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僕が今後の人生で付き合っていくことになるS-ICDですが、そもそもICDって何なの?入院中は考えることができなかったため(不安でそんな余裕がなかった。。。)、改めてネットで調べてみました。恥ずかしながら、ICDってなんなの?というところからですが。。。少しでもICDについて知っていただければと思います。

□ ICD(植え込み型除細動器)とは?

一般的に胸部に埋め込まれ、突然起こる心室細動や心室頻拍を自動的に検知し、電気治療を行なって心臓の動きを正常に戻すもので、僕なりの解釈として、効果は少し違うものがあってもAEDが小さくなり、体に埋め込まれているものとして認識しています。ICDには2種類(①皮下植込み型除細動器(SーICD)システム、②経静脈ICDシステム)あり、僕は左脇下へSーICDを導入することにしました。

SーICDを私が導入した理由は、外部から導入していることが見えにくいということで選びました。ただこれも担当医師と相談し、SーICDの導入が可能という医師の判断で導入となりました。

○ 詳細な情報

参考にした文章を少しまとめると心臓の不整脈を監視して治療するよう設計されています。一般的に胸部に植込まれるICD治療器(パルスジェネレータ、機器、デバイス、本体とも言います)と、心臓に植込まれ、本体に接続される1本または複数のリード(線)から構成されます。(下記、 ICDの構成)

ICDは不整脈を予防するものではありませんが、突然起こる心室細動や心室頻拍を自動的に検知し、即座に電気治療を行って心臓の動きを正常に戻し、発作による突然死を防ぎ、不整脈に伴うリスクを減らします。

 ICD は心室頻拍や心室細動といった命に関わる重症な不整脈を経験した方やその可能性が高いと予測される患者さんが適応になるとのこと。

これらの不整脈には ICDの他に薬物やカテーテル焼灼術などもありますが、ICD が最も効果的と言われています。 特に、心筋梗塞や心筋症が原因で心機能が著しく低下し、重症な不整脈が起こりやすい場合、ICD 治療は従来の薬物治療と比べ、死亡率を 23~55%低下すると報告されています。

しかし、ICD 治療を行った場合でも、突然死を完全に防止できるわけではなく、電気治療が正常に行われても不整脈が戻らない場合や、一旦戻っても繰り返し発生する場合、 または、不整脈をきっかけに心不全が悪化し死亡することが考えられるととのことです。

○ICDの構造

● ICD は、体内に植込まれる小型電子装置です。数センチ大の植込み型除細動器本体と、それにつながるリード(線)からできています。

 植込み型除細動器本体はチタン製であり、電池とマイクロコンピュータが搭載されています。ICDによる心調律の監視に伴い、心臓に関する情報が保存され、担当医師はプログラマと呼ばれる専用コンピュータを使い、この情報を見ることができます。

診察の際に胸もしくは腹部にあてたワンド(読み取り機器)を介して体外から機器とプログラマとの間で交信します。プログラマを使うことで、担当医師は心調律の評価をより良く行うことができ、プログラムされた治療を判断し、その人に合った設定の変更をしていきます。

●リード線はICDに接続された絶縁導線のことを言い、心臓へ電気刺激を伝え、心臓の調律を整えます。また、心臓で発生している不整脈の情報をICDへ伝えます。心臓の状態により必要なリード線の本数は異なり、1 本か 2 本となります。

○ICDの2種類

①皮下植込み型除細動器(SーICD)システム

脇の下に植込まれた本体と、皮下に留置された1 本のリードを使って、電気ショックによる救命治療を行います。
このシステムは、本体とリードが心臓や血管に触れないため、植込みによる合併症の発生率が経静脈ICDシステムよりも少ないという利点があります。

②経静脈ICDシステム

エックス線画像を使って、リードを静脈から心臓内に固定します。
胸部に植込まれた本体と、心臓内に留置されたリードを使って、電気ショックによる救命治療を行います。

突然倒れ、僕の左脇に入っているSーICDですが、誤作動の危険もあるとか… 

(SーICDは誤作動しやすいのだとか。。。)

誤作動はさせたくないですが、誤作動の場合の感想もその時はお伝えします。

まだまだ僕も分からないことが多く、今後も引き続き調べまとめながらお伝えできればと思います。

下記、今回ICDについて調べたサイトに関してなります。

1.https://www.bostonscientific.com/jp-JP/health-conditions/icd/icd-01.html

2.https://www.hosp.niigata.niigata.jp/archives/001/202001/cardiology_info_02_ICD.pdf

3.http://www.sicd.jp/about_sicd/

写真引用

https://www.bostonscientific.com/jp-JP/health-conditions/icd/icd-0

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