運動負荷検査(トレッドミル負荷心電図検査)〜ICDのプログラム設定確認と制限動作の把握〜

入院通院
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退院後2回目の通院を行いました。

目的は日常生活を行いながら、植込みしたS-ICDが誤作動する可能性があるか確認と運動を行っても問題ないか確認するための検査を行うために通院しました。また手術跡の傷の確認もしていただきました。傷の治りは順調とのこと。

さて、運動負荷検査についての話に戻ると、ICDについての説明パンフレットを見ると植込み前に検査する項目として紹介されていましたが、私は突然倒れたため、検査以前に植込みを行うことが緊急であったと思われるため、検査と手術が前後逆になったと思われます。

運動負荷検査は、ベルトコンベアのように回転するベルトの上を歩いて、心電図や血圧を記録していきます。

歩くスピードは2〜3分毎に変化し、歩くスピードが早くなるようにトレッドミルの傾斜角がきつくなります。

私は4段階実施し、3段階目では競歩程度のスピード、4段階目は少し走るといった程度まで行いました。

検査中は心拍数や体調、心電図に何らかの変化が現れたりするまで運動負荷が強くなります。そのため人によって運動不可の強さは変わると思われます。

検査の所要時間は、運動の説明から実施まで40分程でした。

結果、運動負荷検査では異常はありませんでした。一安心。。。

それで終わりと思いきや、退院後1回目の通院後から今までの間に1度だけ、S-ICDで取得するデータに異常な検知があったとのこと。。。なぜ異常な状態になったのか。。。

先生と話しながら、その時の生活や可能性のある動きも思い出しながら、心電図や血圧なども確認しました。

すると、頭上の掃除をするため左腕を上げた動作、荷物を持ち上げる動作、祈るように手を合わせて力を入れる(腕立て伏せのような動き)動作、左腕の筋肉を動かす動作が異常な状態として検知された可能性が高いそうです。また体をひねることも可能性はあるそうです。

他の人で同じような異常な検知があるか聞くと、ゴルフで体をひねった際に異常な検知をした人がいたそうです。

今後は重いものを持たない、頭より上に左腕をあげない、左腕に力を極力入れないということ、これらを控えながら、注意して日常生活を過ごしていくことが必要とわかりました。

また先日近くの病院での受診についても依頼し、無事予約していただき、無事受診することができそうです。

少しずつ自分の制限事項が分かり、自分の身体とうまく付き合いながら理解し、さまざまなことにも挑戦していきたいと思います。

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