S-ICD植込み後、アクティビティや運動制限があると聞きますが、どこまで運動制限をかける必要があるのか?気になるところでした。具体的にどこまで可能かはわからなかったため今回実施してみました。
そこで、今回兵庫県にあるネスタリゾートのジップライン、スカイジャングル、スカイイーグルに挑戦してみました。(NESTA RESORT KOBE)
それぞれの利用前に、あくまで自己責任ということで、スタッフにはS-ICD植込みについて特に伝えずに挑戦しました。
※体調や身体状況によりますので、あくまで参考程度にしてください。
○スカイイーグルはかなり衝撃的で、誤作動の可能性も?
スカイイーグルは滑空するアトラクションで、胴体に安全ベルトを巻きつけて利用します。
一応、S-ICDの位置やリード線にはあまり影響しないような場所に安全ベルトをつけるため、問題なさそうでした。
いざスタート前、スタッフから「ゴール前ではしっかりと口を閉じてください」と説明がありました。
その指示通りにしながら滑空をスタート。
怖さはほとんどなく、楽しく滑っているとゴール地点が近づいてきました。
口を閉じていると、ワイヤーロープにバネ付きのストッパーがついていて、それに引っ掛かり止まる仕組みでした。
その止まり方がかなりの衝撃がありました。
衝撃のイメージは、車のシートベルトが急に作動したような衝撃に近い感覚でした。
この衝撃は、かなり強く、S-ICDが作動するのでは?という不安がありました。
また、停止の際に安全ベルトが動いてS-ICDに当たり、デバイスが体の中で少し動いたような感覚もありました。
2回目ができる時間はあったのですが、デバイスの状況に不安を感じ、断念。
少しリスクがあると感じました。
○ジップラインは少し不安あり
ジップラインでは、下半身をメインに固定する安全ベルトを使用します。
S-ICDを締め付けることはなく、特に問題はありませんでした。
ただ、滑走中に着地を失敗した場合、特に左側から倒れ込むとリスクがあると感じました。
実際、私は着地に失敗し、正面からではなく背中から着地。。。
勢いはそれほど強くありませんでしたが、もし左側に倒れ込んだ場合を想像すると、少しゾッとしました。
○スカイジャングルは注意すれば問題なし
スカイジャングルでは、ジップラインと同じ装備を使用します。
さまざまなアクティビティは命綱をつけながら進む形式で、ロープの上を歩く場面などがあります。
命綱をしっかり持ちながら進む分には特に問題ありませんでした。
ただし、踏み外したり落ちたりした際、左手で命綱を持つことを忘れると左腕に大きな負荷がかかり、ボルダリングのような格好になる可能性があります。
リード線を傷めるリスクがあると感じますが、基本はS-ICDに影響はでないと思うため、怖がらずに進むことが重要です。
まとめ
どのアトラクションも楽しむことは可能だと思います。
ただし、スカイイーグルは衝撃がかなり強いため、リスクが高いと感じます。
挑戦する際は自己責任で判断していただければと思います。
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