S-ICD(皮下植込み型除細動器)を植込み後、周囲の変化”職場編”

日常生活
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人生には、線路のように途中で違う道があると思います。

今回私は働くという意味で違う道を選択するまでの考えとあったできことをお伝えします!

<伝えたいこと>

・今所属している場所が自分の居場所かどうかをその状況下から考えよう

・何事も一時は辛く、腹が立っても、いいきっかけをもらえたと思うポジティブさを持とう

・どんな状況でも進んでいく気持ちを持とう

 ”私はS-ICDを植込み、障害者にもなり、本当に自分自身について見直すきっかけとなりました。その大きなところとしては、自分自身の居場所(働く場所)でした。”

2022年2月より医師の診断書により職場復帰が可能とのことのため、復帰意志を職場に伝えました。

そこから・・・

一時復帰ができるようになるまで、1か月半、さらに一旦復帰できるまでにそこから2週間とかかる・・・

医師の判断で2月から勤務開始ができるということを会社に伝えてから、フルタイム出勤ができるようになるまで2か月間の時間を要しました。

その期間に、収入源はなく、入院してから約4か月ほど無収入が続く状態で生活もかなり厳しい状態になる直前でした。

その中、貯金を使用し、民間の保険に加入していたこともあり、何とか生活ができていた状況でした。

また職場に3月半ばから戻れたことはありがたかった!!

ただ何が原因で倒れたかわからないこと、再発されては困るという配慮からなのか、今まで実施していた業務は基本的に実施することがなくなり、軽作業の補助業務や残務処理のみで困っている部分の仕事のみを実施する日々・・・

業務も基本的に振られず、基本的に職員の方と接触することも極力避けるようにということを言われてしまいました・・・

正式になぜ今までの仕事を振られないのか説明もなく、本当に悔しい気持ちを身体中で感じる日々を過ごしながら、感じたことは病気に対する理解、障害に対する理解など自分が経験していないことに対しては、腫れ物に触る感じで一線置くことが多いし、また何かあったら困るよね…と感じた瞬間でもありました。

”私自身倒れて、S-ICDを植込み障害者にはなったが、今までと変わらずできるはずなのに!!”

この悔しく、もどかしい想いを感じていました。

その理由は、今の会社なら私ができることは今でも多くあるはずで、困ったことだけ聞いてくるスタイルで、私が自発的に仕事することになぜ許可が得られないのか?

さらに追い討ちをかけたのが、詳細な説明や話をする機会もなく給料変更、立ち位置も変更、社外に出勤するようにと場所の指定、などなど。

本当に理解に苦しみましたが、

そこから感じたことは、どんな形であれ、組織の中から一度レールを外れた職員は、その組織内で再度戻ることは難しいんだな。。。なんとなく一度レールから外れないようにしなければと理解はしていましたが、自分の身に降りかかってくると、認められない事実と悔しさが溢れていました。

そこから、私がいる場所は、ここではないなと思い、新たな道(違う仕事)に進むことを決めました。

ただこれまでの経験から、二の舞にならないように、長く働くことができ、ワークライフバランスを取れるようにという軸をもって色々な活動に取り組む本日まででした。

”これらのことから、自分の居場所は本当にここなのか?自問自答し新たな道を考えるいいきっかけをもらったなポジティブに考えています”

それでも率直に今回の状況を伝えてください!

と言われれば、なんの説明と合意もなくこの状況になっていることは本当に腹立たしい!!という想いもありますが、このような組織内における経験と新たな道に進むいい機会をもらえたとポジティブにとらえることはできています!

今後、仕事ということだけではなく、プライベートの時間も大事にし、その中でも社会的にも何かできるようにいろいろな活動に取り組んでいきます!!

私が好きな朝日が上がる瞬間です!この写真を見て、どんな苦しいことでも明けない夜明けはないと信じ、ポジティブに進んでいます!

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