S-ICD植込み手術前の説明同意書〜倒れた診断名は、心室細動〜

入院通院
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入院すると、いろいろな説明と同意を求められます。

今回、改めて入院時の資料を見直し、説明書と同意書を見直しました。

私のように初めての入院や急な入院の場合は、正直とりあえず病院のいう通りに進める以外はないように感じたのが事実です。。

(治療していただき、元気に復帰できているので特に不満はないですが、納得して理解してから話を進むという感じもあまりなかったですが。)

特に私は、心室細動という診断名がついているため、再発する可能性があると予想されたため、急ぎで手術をしたんだと改めて資料を見直して理解しました。

「心室細動とは、心室がばらばらに興奮するけいれん状態を言います。心室細動になると、心臓のポンプ機能は失われ、血流が止まります。3〜5秒でめまいが起こり、5〜15秒で意識を失い、3〜5分続くと脳に障害が及ぶとされています。自然回復することはなく、電気ショックをかけることにより、治療することになります。」

さて入院時に説明書をいただたS-ICD手術、鎮静下デバイス手術に対する説明書になります。

S-ICDの手術観血的処置等に対する説明書には、下記のような記載がありました。

1.現在の診断名と病状について

2 .手術を選択する理由について

3.他の治療法と手術(処置等)をしなかった場合の結果について、セカンドオピニオンについて

4.手術名(処置名)、手術(処置等)の具体的方法について

5.手術(処置等(により期待される効果について

6.手術(処置等)により起こりうる合併症とその頻度・危険性及び緊急時及び緊急時の処置について

7.当院における成績について

8.今回の手術(処置等)、現時点で把握している特に重要な合併疾患等について

9.合併症発症時の費用負担について

10.今回の手術(処置等)に同意しない・同意しても撤回できる権利について

鎮静化デバイス手術の説明書には、下記のような記載がありました。

1.未承認新規医薬品を使用する目的について

2.治療の方法について

3.予想される利益・不利益について

4.他の治療法の有無及びその内容について

5.この治療法への参加について

6.個人情報の保護について

7.健康被害発生時の補償について

8.費用について

手術前には、このような資料の説明を受け、同意書にサインをして、手術に臨むような形になります。

私の場合は、とりあえずICDを植込むことが安心だということで、蘇生された命のため、今後できる限り生きたいということもあるため、私自身は植込むしかないという発想でサインしたことを覚えています。

この資料も今後植込む可能性のある人に事前に参考にいただければ幸いです。

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